2016年2月18日木曜日

男の子同士、仲良くなれたらな・・・小さな願い





あずきの部屋んぽが終わり、ケージに戻したあと
うっかりして、あずきの匂いがついたまま、ぽんに近づいてしまった。

怒ったぽんに足の親指をがっしりと噛まれてしまった。 
 
 
ああ~痛ええなぁ




 
 
 

 
あずきは、部屋んぽの時は、
ぽんが一日の大半を過ごしている畳の部屋(寝室)ではなくて、
フローリングの居間に放しているけど、
走り回るのと飼い主の足が大好きだから・・・
 
ついつい走りながら飼い主の足や足のまわりに
ぴしゃーっとマーキングをしてしまう。



ああ、もう勘弁してくれ~と、走り回るあずきを尻目に掃除開始。


床に散ったおしっこは、ティッシュで拭き取ったあと、
濃いめのコーヒーをかけて、さらに念入りに匂い消し、、、
足にかかったところも、石鹸でしっかり洗い流してと・・・
これで証拠隠滅、



あずきとは遊んでいないよ、あずきはここにいないから安心しなよ、ぽん



と都合よくは、問屋が卸さなかった。






 





どうやら靴下に匂いが残っていたようだ・・・
靴下に鼻を押しつけ匂いを嗅いでいるぽん。
ぎゅーっと鼻先を押しつけて離れようとしない。
 
飼い主が動こうとすると、
さらにぐいっと鼻を靴下に押し込んでくる。
 
ああ、ぽんが怒ってるな、やばいぞと思った矢先、がぶっと噛まれた。。。



普段はあんなに大人しくて、ナナを気遣う、優しいぽん
でも、あずきのこととなると豹変してしまう。

あずきの匂いの跡をたどって、
その痕跡を消してしまうかのように行動するー
荒々しいうさぎに変わってしまう。



数か月前の出来事が、いつまでも頭を離れない


あずきが我慢できず、
ぽんのお気に入りのマットレスの上についつい放尿してしまった・・・
 
さらに悪いことに・・・そのことにぽんが飼い主よりも先に気がついてしまった


もう手に負えなかった。


そこにいたのは、かつて見知ったぽんではなかった。
獰猛な野生の日本猿だ。
目があっただけで飼い主にとびかかってきた。。。
 
正直、怖かった
今までの人生のなかでペットを怖いと思ったことなど一度もない。
それほどの迫力だった。


こんなに激しく怒り狂うぽんを見たのは初めてだった。












あずきにその気がなくてもぽんは違う。
 
ぽんには、オスうさぎとしての本能が駆り立てる行動に加えて、
さらにナナというメスのうさぎがそばにいるため、
メスを守るという本能も働く
 
それが、ぽんのオスの本能 ― 他のオスに対する威圧行動を助長する。



ぽんの遺伝子に組み込まれているスイッチがオンになっているかぎり、
あずきをぽんに近づけることはできない。



どんな結果になるか、火を見るよりも明らかだ。


◎●○◎●○◎


引地台公園のうさぎたち、
 
冬の寒空のもとで仲良く団子のように寄り添ううさぎたち・・・



性格の優しいぽんなら 他のうさぎを受け入れて 
この公園のうさぎたちのように
仲良く、ハッピーに暮らしていけるかもしれないと
そう願っていたけれど・・・。
 
 
現実は甘くなかったね。
本当に今の置かれている状態が悲しくて、そして寂しいよ。。。


まだまだ ぽんが元気なうちは、無理だろうけど、
数年後、さかりが過ぎて、穏やかになったぽんが 
あずきを受けいれてくれるかもしれない・・・
 
そして3匹のうさぎさんたちが仲良く寄り添う姿を見せてくれるかも知れない。


噛まれてうずく親指をさすりながら、そう願うしかない飼い主なのです。













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