2016年3月24日木曜日

わが家の重病顛末記 かい君の場合

 
 
 
 
 
かい君の羽の異常に気がついたのは
木曜日の夜 帰宅してすぐだった
 
 
 
 
 
 
 
帰宅して カバンを置いたところに 手にとまった
その時に異常に気がついた
 
 
 
かい君は コバルトブルー
 もしくは インディゴ の青色がベースのインコだ
 
背中から 羽にかけての毛の色がおかしい
緑色と黄色の毛が混じっている
 
この3年間 青色以外の毛色になったこと、混じったことなど
一度もない
 
白く退色している羽まで混じっている
 
本当におかしい
 
 
 
 
 
 
 
ネットで症例を検索して調べてみる
 
結果、奈落の底へ突き落された
 
 
 
知恵袋、ブログ、獣医のホームページまで
次々に読み漁る
 
どのサイトでも同じだった
 
 インコの体色の変化が意味するもの
それは
重篤な肝機能障害
 
昨日まで元気だったのに今朝急死なんて投稿まで
 
全身の力が抜けていく
頭が真っ白だ・・・・
 
「重篤な肝機能障害」、「急死」
 
 
嘘だろ、かい君 そんなひどい状態だったなんて
食欲だって普通じゃないか、こんなに元気に飛び回ってるだろ
 
そんなひどい状態なら
どうして今の今まで 兆候に気がつかなかったんだろ
 
なんて 馬鹿で無関心だったんだろ
 
かい君、違うよな お前、病気じゃないよな
お前 元気だよな
 
○●○●
 
かい君の体色の急な変化が示すもの
 
それは
ネットの記事の症例とまさに同じだった
 
否定するに前向きな要素は何一つ思い浮かばない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あまり眠れなかった
心配で心配でいてもたってもいられない
 
 
仕事の合間に 横浜の鳥の専門医、
横浜小鳥の病院に相談
 
運よく週末、日曜の朝に空きがあるという
迷わず予約を入れる
 
 
 
 
 
 
 
不安と後悔に苛まれながら
過ごした金曜と土曜日
せっかくの連休なのに 気持ちは沈んでいる
何も手につかない
 
 
寒戻りで寒い日曜日の朝、かい君を連れて
JR根岸線 子安にあるクリニックへ
 
 
 
そして 衝撃の結末が待っていた・・・・
 
いや、笑撃の結末か・・・
 
 




診察を受けて 
 
結果 健康そのもの
体重も平均、筋肉の付きも良好
まさに ベスト コンディション


じゃあ、この羽の色はなに??
 
先生が口にされたある言葉 
「何かを浴びたとか、かかったことありませんか」
 
ええと、「浴びる」ねぇ・・・・「かかる」ねぇ・・・・
 
 
 
 
 
あ!




 


 

 
 
間違いない
 
犯人は このふたり
 
 
 
 





どちらかというと こいつではないかと
 
 
 


 
 
 
 
横浜小鳥の病院 は評判の名医で
この日も朝の開院と同時に待合室は満杯
駐車場には 遠く 浜松や栃木ナンバーの車まで
みんな可愛い小鳥のためなら。。。
 
 
ますます 混んできた待合室
会計を済ませて 家路に・・・・
 
 
なんだよ、なんでも無くて良かったな かい君
 
給料日前に5000円は痛いけど
 
 
どんより曇った空、今日は寒いな
ふところも 寒いけど
 
無事で よかった、本当によかった
 
 
 
 
 
 
 
 





 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿